台湾
8月 15th, 2018 by | Print

友人と台湾へ観光旅行に行ったことがあります。

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会社の休みを利用しての旅行だったため、年末年始に行きました。その為、旅行代金は通常よりも高くなってしまい、ホテルのランクを少し下げることになりました。台湾へ就き、滞在先のホテルに到着したとき、道路の反対側に1番良いランクのホテルが見えました。私たちが泊まるホテルとは外観から違っていました。良いように解釈をすれば、台湾らしい雰囲気のホテルに私たちは泊まることになりました。部屋の中はきれいでベッドも清潔なリネンが整えられていたので安心しました。

有名な観光地にいくつか行きましたが、中でも特に印象に残っている場所は、故宮博物院でした。超絶技巧と言われる神業のような作品がたくさん展示されていました。観光客も世界各国から大勢来ていました。食事は何を食べても美味しく、特におかゆの美味しさには感動しました。朝ごはんに食べると特に美味しく感じるので、旅行中は毎日通いました。

また、台北市以外では1日だけバスツアーを利用して台南市へ行きました。そこに小人國というミニチュアの世界が広がるアミューズメントのような観光地へ行きました。幸い、バスツアーのガイドさんは日本人だったので、言葉に不自由はしませんでした。それでも片言の中国語は学んでいたので、それで挨拶などをしました。

旅行で楽しかったことは友人の親戚の家にお邪魔をした時と、観光客向けの夜市に行った時です。観光旅行の場合、知り合いがいないと、なかなか現地の人の生活を垣間見ることはできません。しかし、私の場合は幸い、友人や知人の親戚が台湾に住んでいることから、それを実現させることができました。何といっても、言葉が不自由な外国でも十分に楽しめたのは、そうした人たちがいたからだと思っています。

私が台湾へ旅行に行った時は、高齢者では日本語が話せる人もいました。友人の親戚宅のお爺ちゃんも日本語が話せたので、他の家族に通訳をしてもらいながら、楽しい時間を過ごすことができました。

また、夜市にも2日続けていきました。庶民的な夜市と、観光客向けの夜市に行きました。それぞれの夜市雰囲気も、値段も全く違うことに驚きました。観光客向けの夜市の印象はかなりセレブな感じがしました。前日に庶民向けの夜市に行ったので、雰囲気があまりにも違うことに驚きました。多くの観光客はツアーで行くと、おそらく観光客向けの夜市しか行かないと思うので、そのイメージが印象に残ると思います。しかし、台湾にはいろいろな顔があり、それを知ることができたのも、この旅行ならではだと思いました。

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台湾の旅行中に怖かったことは何度かあったのですが、中でも庶民の人たちが行く夜市で食事を食べていた時に、浮浪者の男性からお金を要求されたことでした。私はその人の話している言葉が理解できませんでしたが、明らかに私たちが日本人だと知り、お金を要求してきたのだと思います。しばらくお金を要求され続けたのですが、一緒にいた友人がその人に断るようなことをはっきり言ってくれたおかげで、その人は渋々諦めてどこかへ去っていきました。食事中で気が緩んでいたのかもしれません。言葉が通じない上にどうしたらよいかわからない状態になってしまったので、それは今でも反省すべきことです。

海外旅行では思わぬアクシデントが起こることがあります。日本人だけの中で暮らしていると見えてきませんが、海外での日本人の印象がそのままアクシデントに繋がってしまうこともあります。当時の台湾の人が持つ日本人の印象はお金が有り、さらに反日感情のある人もまだまだいたので、そういうことが起こってもおかしくはなかったのかもしれないと思いました。